オレは、が 好きだ
それは認める
だからって、そう簡単に告白なんか…出来やしない
まだまだ発展途上なんだ






The moment when light love grows






仙道とと自分の分のパンを買うべく、オレは購買へと向かった

オバチャンにいつも通りの注文を述べる
そして

「あと、…コロッケパンと焼きそばパンも…」

こんなことでドキドキしてる自分が、少しバカらしく感じた


教室に戻ると、仙道が「待ちくたびれたー」とうな垂れていたので
買ってきたサンドウィッチを2個持って、投げつけた(伊達にエースじゃない、キャッチは上手かった)

教室内を見るとの姿は無く、まだ戻ってきてないんだとわかった

イスに座ってオレも食べようと思った矢先、仙道がアレ?と呟く

「越野、飲み物は?」

…あ、…

「あ…悪ぃ忘れた…」

のパン買うのに必死で、自分の(と仙道の)飲み物を買うのを忘れた
…アホかオレは

「えー、何も飲まないで食べると喉つまるな」

眉を下げて言う仙道
そういう…回りくどい言い方しないで、
普通に「もう1回行って来い」って言えねーのかテメーは

「…わかったよ、買ってくりゃいーんだろ!」

怒りながらも、結局オレは買いに行くんだ
そういう性分なんだよなー…と思うと、何だか無償に悲しくなった


購買に行く道順を再び辿っていく
階段を下りて角を曲がると、なんとと出くわした
仙道に対するイライラも忘れて、オレはすぐに彼女に声をかけた

!」
「あ、越野だ」

今日のオレはツいてる、そう思わずにはいられなかった

「パン、買っといた。あ、教室でオレの席に置いてあるから」
「アリガトー!ホントごめんねぇ…って、お金!幾らだった?」
「あ〜…わかんねぇ…あとで教室行ってからでいいよ」

そう言うと彼女は申し訳なさそうに、でもどこか嬉しそうに笑って
再びありがとうと言った

「越野どっか行くの?」
「あぁ、飲み物買いに」

は?と今オレが降りてきた階段に向かう彼女に尋ねると
クルッと振り返る

「部活の先輩のところ行って、教室戻る」

と、手を振って階段を駆け上って行った

その後ろ姿も、やっぱり可愛いと思った(オレ大丈夫かな)



購買近くの自販機で(オレの)お茶と(仙道の)りんごジュースを買って、来た道を戻る

途中何人かのトモダチに声をかけられ、教室に戻るまでに10分近くかかった
戻ったときには、既に仙道は食い終わってて遅いだとか喉つまったとかうだうだ文句垂れてやがった

ふと見ると、の分のパンが無い

「仙道、…パン足んねーんだけど…まさかお前食ってないよな?!」

慌ててそう言うと、仙道はいつの間にかオレの手からりんごジュースを奪って飲んでいて、いつものように眉を下げた

「酷いな、そんなことしないよ。さっきが来て持ってった」
「そーか…」

隣のクラスの子と食べるみたいだよ、ジュースを飲みながらコイツは笑う(お前なんでそんな詳しいんだ?)
やっと腰を落ち着かせ、オレは昼飯をとることが出来た




>>4